人はなぜ太るのか

美容整形の施術に「脂肪吸引」があります。一言に脂肪吸引と言っても、もちろん脂肪は人間が生きていく上で必要なものです。では、ダイエットや脂肪吸引を必要とする、余分な脂肪がついてしまっている状態とは、一体どのようなものなのでしょうか。それを知るためには、まずは脂肪細胞のメカニズムから学ばなければいけません。

脂肪細胞とは

脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。人間は食事をとり、そのエネルギーで脳や身体を動かして生活しています。白色脂肪細胞は、全身のありとあらゆる場所に存在しますが、多くの肥満を気にしている人々が、正に懸案としている部位に特に多く存在しています。具体的には、下腹部や二の腕、お尻や太ももなどの部位です。余分に摂取されたカロリーは、白色脂肪細胞の中で、中性脂肪として蓄えられます。そのために、食べすぎなどによって、特にお腹や太もも周りといった部位から太ってしまうというわけです。一方、褐色脂肪細胞は、首・心臓・腎臓・肩甲骨の周りと、脇の下5ヶ所に存在しており、白色脂肪細胞が蓄積していたカロリーを熱に変えて放出する働きがあります。すなわち、自分の白色脂肪細胞は、余分なカロリーを中性脂肪として、多めに蓄えてしまっている、と感じておられる方は、少し薄着をするなどして、脳に寒いということを実感させれば、褐色脂肪細胞が働いて、中性脂肪を燃やしてくれるという効果が期待できるわけです。そして、それは実際に肥満防止の効果的な方法の一つではあるのですが、当然のことながら、事はそこまで単純ではないからこそ、肥満に悩む方の数が年々増えているわけです。その秘密は、双方の脂肪細胞の数とその特徴にあるのです。